粘りの強いカスピ海ヨーグルトのふやし方


                        450mlの広口ビンを使って説明します  
  1.  種菌と新鮮な牛乳を用意して下さい。

  2.  広口ビン、大さじなどは洗剤で良く洗うか、熱湯消毒したものを用意してください。
  3.  牛乳パックでも作れます。広口ビンを使う意味は、ヨーグルトの固まり具合が確認できるからです。


  1.  種が入っている容器の中心部のヨーグルトを大さじ2杯
    広口ビンに入れます。


  2.  フタに近いカーブが始まる所まで牛乳を入れます。
     合計約400ml入ります。

  3.  それから大さじで良くかき混ぜます。


  1.  次にフタをのせて軽くしめて下さい。
     テッシュペーパーをかぶせ輪ゴムで止める方法もあります。


  2.  夏はビンを直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。 
     冬は20度以上のお部屋に置いてください。

     年中、風のあたらない場所に置いてください。
     
    固まるまで揺すらないでください。頻繁に揺すりますと緩いヨーグルトになります。

  3.  夏場でしたら5時間〜で固まります。
    次回からこのヨーグルトを種菌にして作ります。
     
    酸っぱくならないように固まったら早めに冷蔵庫に入れてください。

  4.  この粘りの強いヨーグルトを確認するには、まずスプーンでよくかき混ぜてください。そしてスプーンを早く引き上げてください。写真のようにきれいなスプーンになります。この方法で粘りの強さは確認できます。 

バックアップ用のタネ菌の作り方と保存方法  容器の大きさは適当

  1.  バックアップ用の種菌確保のため、早めに200ml以下の小さめの容器にヨーグルトを入れ、冷蔵庫で冷凍しておきます。

  2.  冷凍しておいたヨーグルトを冷蔵庫の中の冷蔵室で解凍します。

  3.  適当な容器にじょうごを置き、油こし紙かカット綿を1枚敷いて解凍したヨーグルトを少しずつ入れます。

  1.  細くなっても糸を引くように切れない状態で落ちる乳清は粘りが強いヨーグルトになります。

  2.  ポトポトと落ちる乳清は粘りが強くないヨーグルトになります。

  3.  200mlのヨーグルトに約100mlの乳清が出来ます。

  4.  1〜2ヶ月おきに保存したヨーグルトを解凍し、乳清を作ります。そして、また新しいヨーグルトを保存いたします。
     心配な人は種菌を2個冷凍保存したり、種菌を冷凍と乳清の形で保存してください。

  1.  できた乳清を使い、450mlの広口ビンで作る場合は20mlの乳清でヨーグルトが固まります。

  2.  乳清を種菌として作る場合は固まる時間は少し長くかかります。

  3.  残った約80mlの乳清は失敗したとき使う種菌として冷蔵保存してください。

  4.  左のビンの中身は残りの乳清(80ml)。
     右のビンの中身は乳清から作ったヨーグルト。

 家森教授より・・・お友達から頂いたカスピ海ヨーグルトはとても粘りが強いヨーグルトです。
 今株分けしていますヨーグルトを実験のため牛乳パックで作っています。冬場の昼間の室温は15〜22度、ヨーグルトに取って厳しい環境ですが良くできます。
 注意している事は多めにヨーグルトを入れる事と、天上に近い台の上におきますが暖房機のそばや前には置きません。
 この方法でマル2日程度で粘りの強いヨーグルトができ毎日おいしく頂いています。


最低気温が20度以下になったときの作り方


     発酵器(ヨーグルトメーカー)がなくてもこの方法で作れます
  1.  最低気温が20度以下になりますと発酵しにくくなります。特に真夜中に向かう時間帯は注意が必要です。

  2.  手軽な方法として、写真のように上のボツを押してお湯を出す方式の電気ポットは、ボツの温度は37度になります。この温度を有効利用しましょう。

  3.  始めにお湯が出ないようにスイッチを切りにします。そして上部に手ぬぐいやフキンなどを置いて温度が27度になるように調節します。そこに牛乳を上げて発酵を待ちます。小さいお子さんがおられる方は、いたずらされないように注意してください。

  4.  確認はしていませんが、ビニールなどをかぶせれば零度以下の日でも作れるのではないかと思います。挑戦した方は結果を教えてください。

  5.  他に、発砲スチロールの内底にお湯を入れたビニールを湯たんぽのように置きます。その上にタオルや新聞紙などで温度が25〜30度になるように調節します。その上にヨーグルトを置いて作ります。工夫すればお金をかけないで済みます。
     



     ゆきんこは発酵器を使っています     
  1.  1年中発砲スチロールに入れて作ります。夏は風やクーラーから温度を一定に保ち、冬は温度が下がらないようにするためと雑菌対策です。

  2.  20度以下になる季節は、ヨーグルト専用の発酵器を使います。発砲スチロールの中に牛乳パックや広口ビンに発酵器を巻き付けてコンセントを差し込みます。温度は25〜27度で安定します。(広口ビンは固まりの状態が簡単に確認できます)
     電気コードは写真のように発砲スチロールの上部にカッターで切り込みを入れそこにコードを差し込みます。これでフタは完全に閉まります。

  3.  新潟の真冬は零度の日が続きます。真冬は発砲スチロールを毛布で包みます。温度は最適な温度に保たれ確実にできます。

  4.  写真の発酵器は安価で、牛乳パックや広口ビンにも使用でき、使用しない時期のかたづけも簡単ですし、場所を取りません。他の発酵器と違い、フタの内側に水滴が付かないので水っぽくなりません。ゆきんこはとても満足しています。
     



   最近はとても便利なヨーグルトメーカーも併用して使っています
  1.  今までの発酵器は温度が一定で使いやすいようで使いにくい面もありました。特に真冬日などでお部屋の温度が低いときは発砲スチロールの中に入れたり、毛布などで工夫をしないと固まりにくかったのですが、この発酵器は温度が25〜50度まで調節できますので季節と置き場所に困らない優れものです。

  2.  1〜24時間タイマー機能付は本当に便利です。粘りの強いヨーグルトを作る場合。よく失敗する原因に発酵器のスイッチを1日以上入れっぱなしの場合と、発酵器を使わないで暖房機の近くに(急激に温度が上昇)置いたために緩いヨーグルトができる場合が多いのです。このタイマー機能により忘れても設定時間になると電気が切れます。温度のかけすぎが防げる製品です。

  3.  春から夏、秋から冬にかけて気温が大きく変動する季節でのヨーグルトは作りにくいですが、温度の調節とタイマー機能を組み合わせて使うことにより、緩いヨーグルトになりやすい季節も安心して作ることができます。

  4.  この新型のヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」を使えば・・・ ゆきんこはとても満足しています。
     興味のある方は http://www.tanica.jp に訪問してください。






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